昨日帰り道にYOUTUBEで川田利明さんのインタビュー動画を観てて思ったんですが、引退することができることの幸せってあるんだろうな、と思ったんですよ。



試合を観ていた当時からはそうぞうもつかないほど温和な表情でしたがそれでも現役当時のぶっきらぼうですが温かみのある接客でした。

今も「引退」という言葉は使ってないのでなんとも言えませんがそれでも多分もうリングに上がることはないでしょう。
リング上での事故で亡くなられた三沢さんをずっと追いかけていた選手でしたから目標というか、追いかける対象がいなくなった時点で気力がなくなってしまったのかもしれません。

しかし、レスラーを止めても人生は続くわけで、何かしらの商売なり、仕事なりをして収入を得なくてはなりません。

よく野球バカとか言われるように若いころからひとつの競技の世界にいると世間知らずに陥りやすいというのは真理だと思います。
結果良いように使われて人生奈落の底まで堕ちていく…なんてのもよくある話。

なにもない状態から飲食店の修業をしてお店をだし、しっかりと運営してらっしゃるんだからすごいなと思います。

引退して次に進むことができるって大変だけど幸せな事なんじゃないかと思わずにはいられなかったのです。