ママドール 店長ブログ

タグ:三沢光晴

昨日帰り道にYOUTUBEで川田利明さんのインタビュー動画を観てて思ったんですが、引退することができることの幸せってあるんだろうな、と思ったんですよ。



試合を観ていた当時からはそうぞうもつかないほど温和な表情でしたがそれでも現役当時のぶっきらぼうですが温かみのある接客でした。

今も「引退」という言葉は使ってないのでなんとも言えませんがそれでも多分もうリングに上がることはないでしょう。
リング上での事故で亡くなられた三沢さんをずっと追いかけていた選手でしたから目標というか、追いかける対象がいなくなった時点で気力がなくなってしまったのかもしれません。

しかし、レスラーを止めても人生は続くわけで、何かしらの商売なり、仕事なりをして収入を得なくてはなりません。

よく野球バカとか言われるように若いころからひとつの競技の世界にいると世間知らずに陥りやすいというのは真理だと思います。
結果良いように使われて人生奈落の底まで堕ちていく…なんてのもよくある話。

なにもない状態から飲食店の修業をしてお店をだし、しっかりと運営してらっしゃるんだからすごいなと思います。

引退して次に進むことができるって大変だけど幸せな事なんじゃないかと思わずにはいられなかったのです。

さて、今年も間もなく発表になります、総選挙の結果発表!

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4次速報までは内藤哲也選手が一位ですが、これが当確になると3連覇になるのかな。
もちろんレスラーですから「強さ」が求められての一位ではあると思うのですが、現在は無冠。

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チャンピオンであれば集計の真っただ中にチャンピオンだったオカダカズチカ選手が堂々の一位でなきゃおかしいって話になります。

実際防衛記録は新記録か。
しかし正直な話、何連覇したかなんてコアなファンでもなければ意外と知られてないもの。

それよりは無冠の内藤選手の方のユニット「ロスインゴベルナブレスデハポン」の方が認知度が高いような気がします。
実際街中でもロスインゴのTシャツ来てる方見かけますもんね。

一歩間違えると武装戦線Tシャツと間違えてしまいそうし、そっちの方が好きな方も多いんじゃないでしょうか。


なんて話はさておいて、内藤選手の支持率の高さは彼のバックボーンにもありますし、会社側よりもお客様のことを考えた発言があることに理由があるのではないでしょうか。

それが今回どのようなカタチで評価されるのか。

すなわち、大いなる支持を集めて3連覇を達成するのか、それとも飽きられてランキングダウンしてしまうのか。

全ては7月10日(火) 発売のNumberPLUS「プロレス2018(仮)」にて。
トランキーロ(焦んなよ)。



さて、今回はタイツについて。
その中でも今回はロングタイツについて。

と、この前ここまで書いて力尽きてしまいました。気が付けばキーボードを前に突っ伏すように寝てたせいか背中がバリバリにかたくなってひどい有様です。

二度と徹夜はしないぞ、と思うものの、今回も別に徹夜したワケでなし、寝方が悪いだけと言われてしまいそうですがそれはまぁ、置いといて。

ロングタイツの特徴としては足が長く見えることでしょうか。

過去には膝のサポーターに黒を使うことで長く見える効果を狙ったりしたというような文献があったと思うのですが、これが「プロレススーパースター列伝」だったか「リッキー台風」だったか自信が持てません。

どっちでもないかもしれませんが。

ま、ロングタイツの印象が強かった選手と言えば三沢選手(故人)、そして武藤選手でしょうか。

三沢選手のはその前がタイガーマスクだったという流れがあるのかもしれません。
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エメラルドグリーンのリングコスチュームなんてなかなかあるものではなかったですし、全日本のエースとして勇猛果敢だった闘う姿と相まって格好良かったなと思います。

それから武藤選手はスキンヘッドになった時のインパクトがすごかったですからね。BUTTの頃からでしたか、格好よさに重厚さも出てきたころ。
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ともに両団体で「エース」「天才」と称されていたレスラーがロングタイツだったというのも感慨深い気がします。

一歩間違えるとエガちゃんになってしまうのでロングタイツなりのむずかしさがあると思われます。
それは例えば上半身もしっかり鍛えられていないと強そうに見えず、逆に貧相に見えてしまうとか。

あとはデザインによっては見えるもの、例えばロックアップの瞬間や技の応酬がチカチカしてしまうような感じがするばあいがあります。

ただこれはロングタイツではなく、パンタロンスタイルの場合が多いかのような気もしますね。

また格好いいだけに無様な負け方は許されない、というか。
それはすべてのレスラーに対していえることなのかもしれませんけどね。

ロングタイツ愛用のレスラーの特徴として(個人的推測ですが)技巧派が多いような気がします。
ひょっとしたら繰り出す技の多彩さ、技そのものが格好良く見えるのがロングタイツなのではないかと…。

ま、これも個人的なひとりごとです、お気を悪くなさらず。

他にも怪我やテーピングを隠す効果もあるのではないかと思うのです。
それに多少なりともサポーターの代用的な部分もあるのではないかとも思うのですが、そういったことも含めて技巧派が多いのでは説を唱えているのですが、皆さんはどう思いますか。






続き)
しかし、それでもノアに立ち、団体を護るべく荒波の中、航海し続ける選手がいます。
彼がいる限りまだまだ希望の灯台は見えるのか、それとも…。

続きます。

プロレスリング・ノアの希望の灯火として立ち続けるふたりの選手、それが丸藤選手と杉浦選手です。
ふたりの立場はまるで違いますが、選手としての実績、戦歴はともに申し分ないかと思います。

しかしお互いがその立場を相容れないものにしたのはなぜか。

ここで後程後述する、鈴木みのる選手が登場するのですが、彼については後日また改めて。

敬愛した三沢光晴さんが亡くなり、これまで築きあげてきたノアという団体をどうするのか、どうなっていくのか。

四天王の残り、秋山選手は他団体へ、小橋、田上両選手は引退への道を模索することになります。
新世代のライバルと目され、人気の看板選手でもあったKENTA選手は新しい軍団を立ち上げ選手のバックアップをもくろみ、半ば成功させたのちに単身海外へと渡ります。

後年同じ団体を目指し、移籍した中邑真輔選手は今やヒールとしての成功を収め、また女子レスラーの華名選手も同団体でスポットライトを浴びる選手になりましたが…この辺も後述しましょう。

とにかく大黒柱を失ったことで団体は弱体化の道をたどらざるを得なくなったわけです。

しかし三沢御大が残してくれた財産を食いつぶすことなく細々とではありますが、ノアが今も何とか団体としての体裁をなしているのはふたりの存在があればこそではないかとも思ってるのです。

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丸藤選手は積極的に外敵として他の団体に参戦していき、方や根本的な存在として団体にあり続ける道を選んだ杉浦選手はノア内において外敵以上に憎まれながらも若手たちの前に立ちはだかり続けます。

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どちらが正しいとか正論とか、そういう話ではありません。
団体のかじ取りが複数以上いるのはあまりよくないことのように言われるのが常識です。

しかしここ最近、以前ほどではないにしても多くの選手を他団体から招へいしたり、これまで参戦していた選手が所属するようになったりと、新しい時代の蠢きが垣間見えるような気がします。

今年の6月13日、三沢さんの命日をふたりはどのような思いで迎えたのでしょうか。

自分にはふたりがノアという団体のために雄々しく立ち続ける仁王のように思われます阿形と吽形の二対をなすふたりがまだまだと立ち続けてくれる限り、その門を叩く人間はいなくなることはないでしょう。

大事なのは二人を超えていく選手の登場です。
マイバッハも潮崎も、ましてや中嶋勝彦も良い選手ではありますが、凄い選手、凄みを感じさせる選手というにはもう一段階上を目指さなくてはならないでしょう。

2018.5.29 後楽園ホール

◯杉浦 貴 vs 丸藤正道×(25分04秒 フロントネックロック)

※杉浦貴が2度目の防衛に成功

この試合を超えていくのは至難のことかもしれませんが、それでも…そう、それでもと、期待をかけずにはいられないのです。

大丈夫、待つのには慣れていますから。

今回は一時代を築いた(ハズ)のプロレスリング・ノアについてです。

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ある時代、それは故人、三沢光晴選手を中心に旗揚げ(2000年)から四天王時代でしょう。
そしてそれは三沢選手の試合中の死亡事故(2009年)で終焉を迎えるまでのわずか9年だったのではないでしょうか。

そしてそれにとどめを刺した(という表現は不本意ですが)のが人気レスラー小橋建太選手のガン発覚してから引退興行までの事案だったように思います。

それから現在まで、様々なトラブルや選手の離脱がありました。
しかしそれでもまだ輝きの全てが失われたワケではないでしょう。

四天王プロレスはノアの設立当初の頃の黄金カードでした。
三沢光晴、小橋健太、秋山準、田上明、各選手同士の戦いは死を覚悟した、まさに死闘でした。

繰り広げる技は歴史を重ねるたびに危険度をまし、逆になぜそこまで耐えられるんだと絶句するような戦いばかり。

それがチャンピオンシップともなれば激戦は必至、チケットは飛ぶように売れ、手に入れるのも困難なプラチナチケットと化したのです。

しかし団体の社長でもあった三沢選手の死亡とともに加速されたはずの団体としての立場はブレーキをかけざるを得なくなり、そこに様々な利害を抱えた人間が入り乱れることで団体としての体をなすことすら困難になっていきました。

若手希望の選手だったKENTAはアメリカに渡り、四天王の香りを今なお纏う秋山選手は古巣全日本にUターン。
森嶋も力皇も早々と引退をしていき、ノアは形骸化してしまいそうになったのです。

しかし、それでもノアに立ち、団体を護るべく荒波の中、航海し続ける選手がいます。
彼がいる限りまだまだ希望の灯台は見えるのか、それとも…。

続きます。

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